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MOTO1オールスターズ 第7戦 ツインリンクもてぎ(栃木) 観客数: - 人
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最終戦となったこのMOTEGIラウンドは長いホームストレートとそれに続く高速コーナー、そして数多くの中小様々なコーナーで構成されておりパッシングポイントの多いのが特徴のコース。今回この最終戦は決勝日の行われる日曜日午前中に走行会が催され、一般のライダーが決勝本コースの走行を楽しんだ。また、ここMOTEGIラウンドはコースサイドや、ホームストレートサイドから(普通なら、ピットエリアであり関係者のみしか入れない)の観戦ができる。このコースサイドからの観戦は予想以上に面白い。サーキットに来て良かったと感じることを保証する。
この最終戦は上記の走行会などのイベントもあってか、いつも以上にイベント感やお祭感があり、最終戦にふさわしい盛り上がりのある会場となった。


昨年に続き、奇跡は起きるのか。

まず、Rd6終了時点のポイントランキングから。


moto1上位ポイントランキング
1
#13
大楽(Team FLEX)
81
2
#1
松本(CP Sports X moto禅)
72
3
#4
増田(チームレアルエキップ ヤマハ)
71
4
#2
佐合(浜松エスカルゴ)
68
5
#6
森田(SRF SPORT & HisdeJunkies)
68
6
#3 熱田(Team CRF Racing World) 57
7
#54
星野(Team CRF Legare)
55

MOTO1では、全7戦中5戦のポイントを有効とするという有効ポイント制をとっている。つまり、1戦0ptのレースがあったとしても他の結果が良ければ高順位につけることができる。
この状況下、チャンピオンの可能性があるのは3人に絞られた。上位3人だ。ポイント数からすれば、#13大楽が圧倒的優位に見えるが有効ポイント制のためそうでもない。
#13大楽は2位以上であれば無条件でチャンピオン決定。
#1松本は優勝か2位でなければならない。が、優勝であっても#13大楽が3位以下でなければならない。2位の場合、#13大楽が4位以下でなければならない。
#4増田は優勝が必須条件。そして#13大楽が5位以下、#1松本3位以下でなければならない。
こう見ると「やはり#13大楽だろう」となるが、そうでもないと言いたい。事実昨年は大逆転で松本がチャンピオンをとった。実はあのレース、2位に入った熱田が優勝していたなら、大大逆転で熱田がチャンピオンとなっていたのだ。モタードは何が起こるか最後までわからない。特にここMOTEGIラウンドはパッシングポイントも多いので終わってみるまで本当にわからない。

決勝は#2佐合、#13大楽、#4増田、#54星野の激しいバトルレース。優勝は、シリーズチャンピオンは、
さて、決勝。PPは#2佐合(浜松エスカルゴ)。2番グリッドは星野(Team CRF Legare)、3番グリッドは#4増田(チームレアルエキップヤマハ)、4番グリッドは#6森田(SRF&HighSideJunkies)。#13大楽竜也(TeamFLEX)は2列目アウト側の5番グリッド。#1松本(CPsports X moto禅)は予選ヒートでのミスで、なんと4列目12番グリッドからのスタートとなる。しかし松本は昨年のMOTEGIでは19人抜きという奇跡をやっているからまだわからない。
ホールショットを決めたのは、#2佐合。それに続いたのは、なんと5番手からスタートした#13大楽。2ラップ目、順位は#2佐合、#13大楽、#54星野、#4増田とつづく。そして#1松本はなんと7番手まで上がってくる。見所はトップの2人、#13大楽はターマックで#2佐合を何度もつつく。明らかにターマックは#13大楽が速い、が佐合もなかなか抜かせない。
その後レースは#13、#54、#4の3人によるバトルが繰り返され、激しく順位が入れ替わる。今となってはチャンピオンの可能性のない#2佐合のみがそのトップの位置から動かない。レースは中盤にさしかかる。#1が上位にあがれず、#4増田もトップに立てない状況、それはつまり#13大楽のチャンピオンということになる。
がレース終盤は面白い展開となる。なんと#4増田が2位に浮上。#2佐合に猛アタックを始めた。そして大楽は4位に下がる。。。今年も昨年の松本に続いて#4増田の大逆転によるチャンピオンか!?。
繰り返すが、#4増田が優勝し#13大楽が5位以下#1松本が3位以下なら、増田のチャンピオンとなる。現在の#4増田2位、#13大楽が4位、(3位には#54星野)このままでは#13大楽のチャンピオンとなる。が、何が起こるか分からない。ターマック上は昨日の豪雨の影響でダートが広がってきて非常に滑りやすい。ダートセクションもかなり荒れてきており、マシンを暴れさせるシーンがかなり見られる。そして大楽は4位の位置が不満とばかりに#54星野に猛烈なアタックを仕掛けている。再度大楽がスリップダウンでもしたら。。。そして増田が昨年の様にアタックに成功したら。。。
ラストラップ、当然#4増田は#2佐合に襲いかかる。それは第2ダートだった。#2佐合は外側のバンクへ、#4増田は最後の望みをかけイン側のバンクにつっこむ。先にバンクに入ったのは#4増田。ついに増田トップか!しかし、その後ろで#13大楽は4位をキープしている。どうなるのか。と思った瞬間。増田のマシンはダートで大きく振られる。なんとか転倒はまぬがれた。が#2佐合を抜くことは出来ない。そのまま#2佐合はトップを一度も譲ることなくフィニッシュ。佐合がこの優勝をもう少し早くできたいたらと思うと誠に皮肉な結果となる。
2位には#4増田が、3位は#54星野、4位には#13大楽が入る。ここで#13大楽のシリーズチャンピオンが決定した。5位は峯ア(TEAMmotoバトル)6位は#3熱田(TeamRacingWorld)が入った。#1松本はラスト3ラップの4コーナーでスリップダウン、23位に終わる。
 
 
 
 
 
 



シリーズチャンピオンは#5佐々木。
だが最終戦はなんとしても勝ちたい#13谷田部。


決勝PPは当然というかのように佐々木(DIABLO)が、2番グリッドは#13矢田部(チームフィンガーオート)、3番グリッドは#9金子(チームレアルエキップ)、4番グリッドは#33山下(チームレアルエキップ)。
HSは#5佐々木が奪う。その後ろに#13谷田部が張り付くように続く。
3位に#9金子、#76浜田(ファントムレーシング&PHN)、#98松本(CPsports X moto禅)と続く。
レースはそのまま#5佐々木がトップ、それを#13谷田部が追いかけるという形で進む。#13は谷田部は何回となく仕掛けるがなかなかパスできない。が11ラップ目、ついに谷田部がダートセクションで佐々木の横に並ぶ。が、その直後のバンクで転倒。やはりオーバースピードだったのか。その結果、2位に#9金子があがり#13谷田部は3位におちる。そのまま#5佐々木は逃げ切り優勝。シリーズチャンピオンに花をそえた。
2位には#9金子、3位は谷田部、4位#76浜田、5位#33山下(チームレアルエキップ)、6位#91多川(Kei’s&Absolute)。

  
 
 



やはり強い#7小林+ハスク。

アンリミは今回も多種多様なマシンがエントリーした。BMW Xmoto(これは公道仕様でほとんどノーマルという)に始まり、HondaXR650、今では生産中止となったVOR(部品交換はどうするのだろう)まで参戦した。
前日の雨の中行われたタイムアタック予選では、Xmotoに乗る#69和泉がトップタイムを出しノーマルマシンが再度レーサーマシンに勝利するのかと思わせたが、決勝日のドライコンデションでは歯が立たない。結局シリーズチャンピオンを早々と決めているハスクの#7小林が今回も勝利した。
2位にはXR650に乗る#28千葉(ホルモン幸楽&安具楽や&陸奥組)がはいった。シリーズポイントも#28千葉が2位に入った。


 



最後に

1年間すばらしいレースを見せてくれたライダー全員、そしてそれを支えたチームの方々、そしてMOTO1を応援していただいた皆様に心から感謝いたします。
一年間本当にありがとうございました。
 



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