moto1クラス決勝。今期調子のいい#6森田、4速RM-Zに勝利を与えられるか。
いよいよ決勝。ホールショットを決めたのはRM-Zに乗る#6森田。2番手にはきっちりと#2佐合がつける。3番手はKTMの#13大楽(Team
FLEX)、続いて#4増田、#54星野(Team CRF Legare)、#1松本(CPsports × moto禅)。
1ラップ目から#6森田は圧倒的速さで#2佐合をひき離してゆく。ラップを重ねる毎にその差は広がる。そして5ラップ目、ついに#2佐合が動く。一気に#6森田に近づく、がこの日の#6森田にはさすがの#2佐合もかなわない。一瞬近づいたものの#6森田のテールを捕まえるまではいかない。その後次第に#2佐合は離され、その差はラップを重ねる毎に開いていくこととなる。この日の#6森田は圧倒的な速さを見せつけた。ひとり全く違うスピードで走っているかの様に見えた。#6森田は2位と大差をつけそのままフィニッシュ。#6森田今期初勝利。2位は#2佐合、3位には予選ですばらしいタイムの出し合いで争った#4増田が。#1の昨年のチャンピオン松本は結局5位に終わる。
レース直後のインタビューで森田は「やはりレース中、あの広島でのことが脳裏をよぎりました(詳しくはHiroshimaラウンドのレポートを)。でも7〜8ラップ頃からその不安も消えていきました。大丈夫行ける!って。このコースは地元なんですが、実は得意ではないんです。小さなコーナーが続く切り返しの多いのは苦手、どっちかと言うと茂木や広島のようなコースのほうが得意なんです。なので本当にうれしい。スタッフのみんなも今まで本当に頑張ってくれたので、そういう意味でも本当にうれしいです!」と満面の笑みで答えてくれた。
一方#2佐合は「一瞬、森田君に近づけたんですがダメでした。今日の森田君は速かった、し安定していた。全くぶれがないかんじでした、、。今、自分はモチベーションが保てない。という感じです。なんとかしてモチベーションを上げていかないといけないですね。」と悔しそうに話していた。
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今期初勝利の#6森田(SRF SPORT&HighSide
Junkies)。予選、決勝と圧倒的な走りを見せてくれた。#6森田は第1戦、第2戦といい走りをしていたが、なかなか結果につながらなった。この勝利をきっかけにチャンピオン争いに名乗りをあげるか。 |
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モチベーションが保てず自分の走りができない、と言いつつも確実に2位を得た#2佐合(浜松エスカルゴ)。舞うようにマシンをコントロールする#2佐合の走りは、この切り返しの多いSUGOでも健在。いつ見ても美しい。次戦Suzukaラウンドは昨年全クラス制覇したコース。今度こそ。 |
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