全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦中国大会は、広島県のグリーンパーク弘楽園で開催された。飛距離20メートル近いロングジャンプ、ハイスピードのアップダウンやフープスなど国内有数のダイナミックなレイアウトを誇る同コース。しかし、予選が行われた土曜日は生憎の雨模様となり、朝から降り続いた雨でドロドロのマディコンディションとなってしまう。急遽コースをショートカットするなどの対策が取られたが、IBクラス、レディスなどスタックするライダーが続出、また、出走台数が決勝グリッドに満たなかったIA1クラスは協議の上予選を中止し、ポイントランキングで決勝のスタートグリッドを決定した。 IA1第1ヒート。ホールショットを決めたのは前回からレースに復帰した加賀真一。高濱龍一郎、熱田孝高、増田一将がこれに続き、スタート1コーナーを右にターンしてショットカットで回る1周目のコントロールラインを通過。2周目、増田が転倒で後退。一方1周目11番手と珍しくスタートで出遅れた成田は、4周目に3番手までポジションを上げる。 続く第2ヒート。ホールショットを奪ったのは中山 裕。出原 忍、増田、成田、熱田に続き溝口哲也が6番手で1周目のコントロールラインを通過。2周目、成田は増田のインに強引に割って入り3番手に浮上。この接触で増田は6番手に後退する。3周目、出原を抜いて2番手にポジションを上げた成田は、4周目に中山をパスしトップを奪うとさらにペースを上げて逃げきりを図る。
|
|
|
|
「4歳のときに始めました。将来はジェームス・スチュワート選手みたいになりたい。」と古賀クン。
|
|
| |