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2016年09月15日
2016FIMトライアル・デ・ナシオン日本代表チーム参戦レポート
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国別対抗選手権 2016 FIM トライアル・デ・ナシオン
日本代表チームが世界第2位獲得!!


今年も国別対抗戦/トライアル・デ・ナシオンに日本代表チームが参加し、ライバルチームとの接戦の末、見事2位表彰台を獲得した。

2016年の日本代表に選ばれたのは、トライアル世界選手権に参戦中で04年世界チャンピオン、今年は世界ランキング3位となった藤波貴久選手、全日本トライアル選手権で3連覇中の小川友幸選手、これまでに11度の全日本チャンピオンを獲得している黒山健一選手の3人。彼らは幼い頃からライバルであり仲間。そして現在の日本のトライアル界を牽引しているトップライダーだ。まさに今年の布陣は”史上最強”だったのだが、「このメンバーなら表彰台は当然。2位は確実」といった期待が彼らに大きなプレッシャーを与えた。

コースは標高2000mの位置にあり1周12km、18セクション(採点区間)を2ラップ、6時間半の戦い。昨年まではライダー4人だったが、今年からは3人となり、アシスタント(マインダー)は2人という体制に変更された。3人のうち減点数が少ない2人のライダーの結果が反映されるため、たとえば2人がそれぞれ減点1点を取ってしまっても他の1人がクリーンしたのなら、そのセクションは減点1となる。また、デ・ナシオンでは世界選手権と同様、セクションのイン(スタート)からアウト(ゴール)までマシンを止めてはいけないノンストップルールを採用。小川選手、黒山選手にとっては慣れないルールのなかでの戦いとなった。

日本代表チームは昨年3位という結果から、後ろから3番目、現地時間の10時48分にスタート。1ラップ目、3セクションの岩飛びで黒山選手のマシンのタイヤが2ヶ所パンクするというアクシデントが起こるが、4セクションで修復し復帰。小川選手→黒山選手→藤波選手の順にトライし、セクションを進んでいった。後半のセクションに進むと藤波選手のスペアマシンを使用していた小川選手が「標高2000mでのトライ、また1ラップ目はマシンとのフィーリングがかみ合わず、そしてノンストップというルールを意識しすぎてしまった」と、ミスが目立ってしまう。しかしそれを黒山選手、藤波選手がクリーンしてカバー。ヨーロッパでの戦い・ノンストップルールに慣れている藤波選手が小川選手、黒山選手にアドバイスをしながら、セクションをクリアしていき、合計減点数2点で1ラップ目を終了する。なお、1ラップ目は世界ランキング1~3位までが揃うスペインが減点0点でトップ、2位に日本がつけ、1点差でイギリスが迫っていた。

2ラップ目、疲れが出始めたのか1セクションで黒山選手と藤波選手がそれぞれ足を着いてしまう。だが「気持ちの切り替えができ、マシンに慣れてきた」と調子を上げ始めた小川選手がクリーンしていたことで、1セクションは減点1で通過。その後、黒山選手が「だんだんと疲れが出てきた」と、1ラップ目はクリーンしたところでミスをしてしまう場面も。だが、数週間前に左手手首を骨折した藤波選手はその痛みに耐えながらチームを盛り上げ、また小川選手はときおり足や手をつってしまいながら、それでもなお3人は奮起し、互いにフォローしあいながらセクションをクリアしていった。日本チームは2ラップ目、4セクションで減点2となると、9セクションと10セクションでそれぞれ減点1となったが、11セクションからはクリーンを出し、最終セクションへ。先にトライした小川選手、黒山選手が見守るなか、藤波選手が最終の18セクションをクリーンすると、ホッとした表情で3人は揃ってゴールへと向かった。

結果は表彰台が行われるステージに張り出されるが、最初に成績が掲示されたのは日本。接戦を繰り広げたイギリス、フランスチームの成績がなかなか出ずやきもきしたが、イギリスが1点差の総合減点数8点、フランスが総合減点数14点と表示されると、日本チームは大きな歓声を上げた。
なお、日本の2位という結果は、2000年のスペイン大会、2007年のイギリス大会、2008年のアンドラ大会以来、4度目となる。

今年は最強メンバーと呼ばれていることもあり、例年以上に周囲の期待も大きかったが、ライバルチームたちの実力も高く、たった一つのミスで表彰台を逃す可能性もあった。その状況のなか、2位という結果を残せたのは、やはりこの藤波選手、小川選手、黒山選手の3人だったからだろう。そして改めて日本のトライアルの強さ、チームワークとレベルの高さを証明できたといえる。

■藤波貴久選手コメント
「今年はベストメンバーでデ・ナシオンに出場できましたが、その分、絶対に最低でも2位を取らなければいけないという大きなプレッシャーがありました。今日はとてもレベルの高い戦いとなり、世界選手権でもまずここまでの接戦、神経戦というのはないです。そのなかで自分が頑張るのは当然ですが、ノンストップルールに慣れていない小川選手と黒山選手がかなり頑張ってくれました。そのおかげで2位という結果を出せたと思います。この結果に満足しています。みなさん、応援ありがとうございました!!」

■小川友幸選手コメント
「下見の段階で日本チームとしては、1ラップ目で減点10点台はいくだろうと考えていたんです。でも予想に反して減点数が少なく、それ以上に驚いたのがイギリスやフランスもミスが少なかったということです。1ラップ目は僕が失点してしまったところを2人がカバーしてくれて、2ラップ目は互いに同じ場所でミスしてしまうなど、カバーできなかったところもありましたが、高いチームワークを発揮できたと思います。途中、ライバルに負けているとう情報も入ってきたので、とにかくハラハラドキドキしましたが、2位という結果を残せて本当によかったです。このメンバーなら最低でも2位という期待があったのは僕たちにも伝わってきていて、もちろんそれを狙っていましたが、今はそのプレッシャーから開放されてとにかくホッとしています。応援ありがとうございました!!」

■黒山健一選手コメント
「僕自身も日本チームとしても、もっと減点が多いと思っていました。スペインは別としてイギリスやフランスも減点数が大きいと予想していたのですが、1ラップ目が終わった
時点で減点数は少なく、ライバルチームとの差もほとんどない、とてもシビアな戦いでした。僕自身としては2ラップ目に崩れると思っていて、実際に疲れが出始めてしまったのですが、1ラップ目に調子が悪かった小川選手が2ラップ目は持ち直すだろうと考えていたので…。チームワークで勝てました。応援ありがとうございました!!」




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