レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
MFJライセンスの種類と取得方法


ドラッグレース

ドラッグレースとは?

 停止状態から1/4mile(402.33m)先のゴール(Bigend)まで、どちらが先にたどり着くのか。それを2台で競い合うのがドラッグレースです。僅か数秒で勝負が決まってしまう、単純明快なアメリカらしい競技です。
 大排気量・数千馬力のモンスターエンジンの奏でるサウンドは、ここでしか味わえないもの。そして空気の震撼する感覚は異次元へ導かんばかりのフィーリングです。(あまりにも強烈なため、初心者はイヤープラグのご持参をお勧めします。)
  350kmオーバーの高速バトルの一部始終が、観覧席からすべて見られる唯一のモータースポーツです。 ドラッグレースには通常のサーキットレースとは全く異なるルールが存在しています。簡単ではありますがそのルールと観戦ポイントをご紹介致します。

ドラッグレースのルール

1. バーンナウト
   スタート前に、タイヤを温めて路面 へのグリップを高める為に行います。決められた区間でタイヤを空転させ続け、4mあまりの高さまでタイヤスモークをかきあげます。
2. スターティングシステム
  スタート地点のスタートシグナルを、通 称クリスマスツリーと呼んでいます。
 
プレステージライト(黄色)
スタートラインに15cm間隔で2本の光電管がセットされています。一本目を横切ることにより、このライトが点灯します。
ステージライト(黄色)
スタートラインの2本目の光電管を横切ったときに点灯。上下のステージングライトをライトレーン、レフトレーン共に点灯させると、スタート準備が完了となる。
スリーアンバースターティングシステム(黄色)
プレステージ、ステージシグナルの点灯でスターティングが始まる。プロスタートは3個のスターティングライトが同時に点灯し、点灯ディレイは0.4秒。ストックスタートは3個のライトが0.5秒でカウントダウンする。
グリーンライト(緑)スタートシグナル
このライトが点灯することで競技開始となる。 このランプの点灯と同時にスタートすることがグッドスタートである。
レッドライト(赤)フライングシグナル
グリーンライトの点灯前に車輌が動いた場合にレッドライトは点灯する。この場合、フライングスタート(反則スタート)を行ったこととして、タイムは無効となる。
   クリスマスツリーのプレステージライト、ステージライトは15cm間隔で設置した赤外線センサーに連動しマシンがスタート地点に進入したことを確認できます。
 スタート地点で2台がライトを点灯させるとスタート準備完了となります。このときのステージライトの点灯を早くするか?遅くするか?相手のドライバーとの心理的駆け引きもレースを楽しく観戦するポイントです。
 ステージランプ点灯後スリーアンバーライトが点灯します。カウントダウンするのがストックスタート、3個同時に点灯するのがプロスタート。そしてその下のグリーンライトが点灯するとスタートとなります。
 グリーンライトが点灯するまでにプロスタートで0.4秒ストックスタートで0.5秒の時間を要します。これは人間の反応時間が0.4秒必要とされているからで、0.4秒(ストックスタートは0.5秒)以前に車が走り出した場合フライング(レッドライト点灯)とみなされます。この僅かな間隔をR.T(リアクションタイム)と呼び、計測も行っています。
3. E.T(エリミネーションタイム)
   0〜1/4mile(402.33M)又は場合によっては1000フィート(304.8m)の到達タイムのことです。ここでのポイントは、E.TにはR.Tのタイムが含まれていないことです。
 つまりリアクションが極端に悪かった場合に相手よりもタイム(E.T)が速かったとしても、ゴール通過が遅くなってしまえば負けてしまうこともあるのです。


Copyright 2003 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|