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●開催日:2014年9月6日(土)〜7日(日)
●会 場:三重県・鈴鹿サーキット
●主 催:潟crリティランド / (一財)日本モーターサイクルスポーツ協会

 

 前戦に続き、日本での開催となったアジアロードレース選手権第4戦。SS600・UB130・ADCの3クラスとも2ヒート制となり、9月6日(土)に予選、9月7日(日)に決勝が行われた。決勝当日は大雨洪水警報が出たほどの大雨だった土曜日とは一変、青空が広がり、路面温度が40度近くになるほどの陽気となった。

 

 ポールポジションはアジアロードレース選手権に参戦し始めて4年目となる23歳・♯76/伊藤勇樹選手が獲得。それまでランキングトップにつけていたホンダの♯52/ザムリ・ババ選手は土曜日に転倒。大腿骨を骨折し、欠場している。
レース1、伊藤選手がホールショットを奪うものの、目まぐるしく順位が入れ替わり、6ラップ目に♯37/藤原克昭選手がトップに浮上。2番手の♯100/玉田 誠選手とのバトルを制して藤原選手が優勝した。2位は玉田選手、3位には♯71/小山知良選手が入った。
レース2、レース1に続き伊藤選手がホールショットを取ると、レースをリード。ライバルたちからの猛プッシュや、途中で♯21/ザクッワン・ザイティ選手が伊藤選手の前に出る場面もあったが、伊藤選手が抜き返し、トップでチェッカー。「涙が出た」と、嬉しい自身初となるポールトゥウインをかざった。2位には藤原選手、3位には小山選手と、両レースとも日本人選手が表彰台を独占した。

 
 

 ホンダのスーパーカブなど、ビジネスバイクタイプのバイクをベースにしたマシンで戦うアンダーボーン130。日本からは♯38/真崎一輝選手、♯93/羽田大河選手がフル参戦中だ。レース1、レース2とも終始”団子状態”が続き、目まぐるしく順位が入れ替わる。そのなか、レース1では羽田選手が3位、レース2では最終ラップに真崎選手が大逆転! 優勝を飾り、母国GPで2人とも嬉しい表彰台獲得となった。

 
 

 ♯2/黒木玲徳選手、♯5/名越哲平選手、♯6/森 俊也選手が参戦しているアジア・ドリーム・カップは、CBR250Rのワンメイクレース。ワンメイクレースゆえ、毎回数台の集団がトップを形成してバトルを繰り広げる。レース1、2ラップ目の130Rにて黒木選手と森選手が接触転倒、リタイヤとなってしまうが、名越選手が2位表彰台。レース2では一時黒木選手がレースをリードするものの、ランキングトップでレース1でも優勝した♯1/カイルール・イダム・パウィ選手が勝利を収めた。

 
 

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Round 4: Suzuka Circuit


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