MFJモトクロス全国大会2014 宮城県・スポーツランドSUGO開催
2014年8月2日(土)〜3日(日)
開催場所:宮城県・スポーツランドSUGO
主催:SUGOスポーツクラブ/ MFJ
後援:文部科学省・観光庁
全国選抜クラス  :NA OPEN / NA2 / NB OPEN / NB2 / J85
承認クラス        :J65

 年に一度開催している国内(NA/NB)モトクロスライダーの祭典「MFJモトクロス全国大会」。今年は全日本モトクロス選手権と同時開催で、8月2日(土)〜3日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで行った。このモトクロス全国大会の選抜クラスの優勝者には2階級特進の特典が与えられ、これまでにも現在全日本で活躍しているトップライダーたちを輩出している。今年は全日本モトクロス選手権と同時開催ということで、レースに参戦するのはもちろん、国内トップクラスのモトクロスライダーたちのバトルを間近で観ることもできた。

今回はレース時間が短縮になるほど気温の高いなかでのレースとなったが、どのクラスもそれに負けない熱いバトルが繰り広げられた。また、モトクロス全国大会では個人戦のほか、地区対抗戦も実施しており、今年は2位(中部地区)と16ポイントの差を付け、合計113ポイントで関東地区が最優秀ブロック賞に輝いている。

 国際A級、そして国内はもちろん世界で活躍できる選手を目指し、全国各地から若手ライダーたちが集結。ライバルたちと戦い、コミュニケーションをとることで技術や心身の向上・育成を図るモトクロス全国大会。年に1度の機会となるが、この大会をキッカケにモトクロス、そしてレースへの情熱を今まで以上に、楽しみながら高めてもらいたい。

 

 ♯36/西垣魁星選手が3周目までトップを走るものの、4周目/2番ポストで♯42/鈴村英喜選手が西垣選手をかわして逆転。西垣選手や♯01/鳥矢部晃太選手らが必死に食らいついていくものの、鈴村選手が逃げ切り優勝。

 
 1周目は♯36/西垣魁星選手、♯42/鈴村英喜選手、♯67/室井政伸選手、♯43/佐々木 優選手、♯131/森田隆文選手、♯22/稲葉 翔選手の順。西垣選手が最終ラップまでトップをキープし、優勝。腕を高く上げ喜んでいた。
 
 NB♯100/大木汰一選手が1周目からトップを走るが、♯101の町田旺郷選手や♯18/大石一斗選手がその後ろに迫る。だが大木選手が徐々に差を広げていき、最初にチェッカー。チェッカー後、大木選手は安堵したように天を仰いだ。
 
 NB2は蓋を開けてみたら1位から6位まで最優秀ブロック賞に輝いた関東地区が独占!! 1周目から♯101/町田旺郷選手がトップに立ち、そのまま快走。1周目5位だった♯18/大石一斗が追い上げを見せ、2位に入った。
 
 ジュニアといえどレースはNA/NBに負けず劣らず。スタートこそやや出遅れていたものの、♯10/大城魁之輔選手が1周目からトップに立つと、最終周までトップをキープ。2位にはチームメートの♯131/小林伊織選手が入り、ゴール後、互いにその健闘を讃えていた。
 
 9歳〜12歳のライダーが参戦するJ65のみ、予選・決勝は8月3日(日)に開催。予選トップの♯31/袴田哲弥選手が、スタートこそ出遅れたものの徐々に追い上げていき、決勝でも速さをみせた。2位は♯15/柳瀬大河選手、3位は♯6/高師永潤選手。
 
 
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