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写真&レポート

2019MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ第6戦 in 名阪スポーツランド

全日本スーパーモト選手権、2019シーズン第6戦。
舞台は名古屋と大阪の中間に位置する名阪国道沿いの名阪スポーツランド。
1週間前にモトクロスの全日本選手権が開催されたばかりで、そのモトクロスコースの大半とABコースを連結するレイアウトのためダート区間の比率の高いシリーズの中でも特殊なコースでの開催となる。
木曜日に発生した大型の台風の影響により開催が危ぶまれたが、台風が西寄りのゆっくりとした進路をとったため金曜日に開催が正式決定。
前日練習もほとんど雨はなく練習日から決勝日午前中までベストコンディションでの開催となった。
しかし午後のS2クラス決勝直後から降り出した雨でコースコンディションは一変し、すべてのレースで数多くのドラマが生まれていった。



■S1PROクラス 決勝レース1

20台の出走となった国内最高峰S1プロクラス。午前中に開催される決勝レース ヒート1
前日の練習走行で1分19秒台を記録していた(#1)森田一輝(#2)新井誠(#5)日浦大治朗。
20秒台前半まで迫っていた(#13)三苫進は練習日からファイナルを変更しTOP3に食い込むべくタイムアップを図る。狙い通り予選タイムアタックで18秒台後半までタイムを詰めた(#13)三苫だったが上位3名は更に17秒台までタイムアップ。
17秒台フラットを叩き出してポールポジションを獲得したのはランキング2位の(#2)新井、4年連続チャンピオンを阻止すべく僅か5ポイント差で(#1)森田を追う。2ndグリッドには(#1)森田。3rdグリッドには全戦SUGOで13ポイント差まで詰め寄った(#5)日浦大治朗、1レースの取りこぼしがランキング争いに与える影響は1戦1戦大きくなってきている。セカンドローから(#13)三苫(#8)JAWS増田がトップを狙う。
決勝はスタートから飛び出し1コーナを制した(#2)新井の立ち上がりの僅かな隙間を見逃さず(#1)森田が上り坂セクションでトップに立つ。コースを見たことのある人なら分かるが2台並走するのがギリギリなコース幅でのパッシングは観客の度肝を抜いた。
なんとか前に出ようとプッシュする(#2)新井だったが序盤に坂を上り切った後のダートセクション入り口で(#1)森田のインを狙うも転倒。必死に追い上げるが再度同じ場所で転倒し脱臼および骨折でリタイアとなってしまう。
これで楽になるかと思われたトップ(#1)森田だったが、レース後半バックマーカーの処理に手間取り、2位(#5)日浦とのアドバンテージが一気に消滅してしまう。
しかし非常に緊迫したレース展開でも「ただ心を落ちつけ自分走りに徹した。」と話す(#1)森田は(#5)日浦の猛追をなんとかしのいでトップでチェッカー。ヒート1を制した。
第4戦世羅以降、様々な人にアドバイスを求めダートセクション出口からの土を引いたターマックの攻略法を考えレベルアップしてきた(#5)日浦だったが「体力的に余力が残ってなかったし、前に出ても逃げきる自信はなかった。」と悔しさが残る2位。
恒例の前日練習無しにもかかわらず「タイムアタックからリズムが上がってきている。前3台が速いがヒート2はついていってチャンスがあれば狙いたい」と話す(#8)JAWS増田が3位。
4位に(#13)三苫。5位にロードレース組から(#28)長谷川。6位に(#4)金子が入賞した。


ベストコンディションのヒート1優勝にマディなヒート2でも2位獲得。連覇への足場固めは盤石か
(#1)森田 一輝



ヒート1 2位  ヒート2 4位 まだまだチャンピオンは射程圏内
(#5)日浦大治朗



■S1PROクラス 決勝レース2

レース1の結果でのスターティンググリッドとなるヒート2
レース1のウィナー(#1)森田がポールポジション。2番手に(#5)日浦、3番手に(#8)JAWS増田がフロントロー。続く4番手に(#13)三苫、5番手6番手に(#28)長谷川(#4)金子というレース2決勝グリッド。
ポールポジションから飛び出した(#1)森田、2番手に(#5)日浦、3番手に(#8)増田をかわした(#13)三苫の順でダートセクションへ
S1 OPENクラスよりさらにコンディションが悪化したダートセクションで、まさに水を得た魚いやマディを得たJAWSが(#1)森田をかわし一気にトップへ立ちダートセクションから下り坂へ。ターマックセクションで(#1)森田が抜き返すが、再びダートセクション入り口で(#8)増田がトップを奪い返す。
3番手に(#13)三苫。ダート区間に苦しみながらも練習量の多さがこれをカバーし上位をキープしていたが2周目のダートセクション入り口でエンストしていたところへ(#4)金子から追突され抜かれてしまうがすぐに再スタート。
5番手にいた(#5)日浦が順位を上げてくるかと思われたが「1周目の転倒でブレーキにトラブルが出てしまい、最後はミッションもおかしくなってしまいあれが精一杯だった。」とペースをあげられなかった。
中盤には「これがトラクションだ!」と気を吐く(#24)川上が最後尾から猛チャージ、どんどん順位を上げていく。
ラスト2周のダート区間で(#1)森田も転倒、2位キープがやっと。
観客がトップ以外の順位を見失うほどの混戦だったが、終わってみると上位には実力者が名を連ねた。
3位には(#13)三苫。4位には(#5)日浦、5位はデューンモト(#24)川上、6位に(#4)金子が入賞した。


ヒート1 3位  ヒート2 優勝
荒れたコンディションさえ自らのチャンスに変えてしまうモンスターは健在
(#8)JAWS増田 智義



練習に対するストイックさはモタード界一 ヒート1 4位 ヒート2 表彰台3位
(#13)三苫 進




■S1 OPENクラス 決勝

18台が出走し行なわれたS1 OPENクラス。周回数は10周。
第4戦世羅以降、何故かS1 OPENクラス決勝前に雨が降り出す。ベスコンだった予選ヒートとは一変しダートセクションはスケートリンク状態。
決勝スタートはフロントを僅かにリフトさせるがポールシッター(#14)小原堅斗が順当にトップへ。3番手(#4)中島が(#6)増田をアウトからかわし1コーナーへ。
レースはまっすぐ走ることさえ困難となったダートセクションの影響で各所でアクシデントが続出
1周目のダートセクションを終えて、トップは(#14)小原、2番手に(#4)中島、3番手(#6)増田、4番手(#38)三井の順でターマックへ戻ってくる。
その後方には13番手スタートの(#13)福沢が5番手までジャンプアップ。まさに嵐を呼ぶ男状態で一時は3位まで順位を上げた。
目まぐるしく順位が入れ替わる中、1度もトップを譲ることなく盤石の走りで優勝を決めた(#14)小原堅斗。ついに2ポイント差でランキングトップにたった。
そんな(#14)小原に1度は追いついた(#6)増田。「タイムを出そうと頑張るとタイムが落ちて、後半もういいやと気を抜くとトップタイムが出る。自分がわかりません」と話していた前戦同様、今回もコンディションが異なるとはいえプロクラスのタイムを凌駕するベストラップを記録するという謎の速さを見せ、その勢いのまま(#14)小原をパスするかと思われたがダート区間終わりの下り坂で転倒してしまい2位でチェッカー
3位には中盤ゴーグルを脱ぎ捨てサバイバルレースを制した(#38)三井。4位に(#22)松井。5位に(#13)福沢は久々の入賞。6位に(#45)中石という結果となった。


出場すれば優勝 ダートセクションの速さが際立つ (#14)小原 堅斗




■S2クラス 決勝

6台での決勝となった全日本S2クラス。周回数は10周。
タイムアタックの順位でグリッドが決まる予選ヒート。(#101)佐々木が(#8)峯を抑えポールポジションを獲得。(#70)大森が3番手。4番手(#22)西村、5番手に(#20)馬場と誰が勝ってもおかしくないラインナップは既に今年の定番。
予選ヒートスタート前。なんと予選3番手の(#70)大森がコースインのゲートクローズに間に合わず出走できないというアクシデントが発生
ポールポジションから好スタートを決めたのは(#101)佐々木。少し出遅れた(#8)峯が続き、ダート区間で(#70)大森(#22)西村をかわして(#20)馬場が3位浮上、2位をいく(#8)峯にあと1歩まで迫るがそのままチェッカー。危なげない走りで(#101)佐々木が予選ヒートを制した。2ndグリッドには(#8)峯、(#20)馬場が3rdグリッド、予選に出走できなかった(#70)大森は最後尾から前を狙う。
決勝もポールポジションから好スタートを決めた(#101)佐々木がホールショットを決める。2ndグリッドの(#8)峯は1周目の坂を上り切った後のダートセクション入り口でエンストしてしまい最後尾まで順位を下げてしまう。代わって2位に上がった(#20)馬場と(#70)大森の2台が激しい駆け引きを見せる。レース終盤には小雨もぱらつきだし滑るか滑らないかの限界把握が難しい微妙な路面コンディションでレースは終盤戦へ
(#20)馬場を(#70)大森がターマック区間で抜き2位浮上、そのままチェッカー
トップを独走する(#101)佐々木だったが最終手前の切り返しで軽く転倒するもご愛敬。トップのままチェッカーを受け、今季2勝目をあげた。2位には最後尾スタートから追い上げた(#70)大森。3位に(#20)馬場が入った。


第4戦世羅に加え今季2勝目 (#101)ササやん佐々木





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