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新元号「令和」での開催となった2019年全日本スーパーモト選手権第2戦。舞台は九州熊本県大津町に位置するHSR九州サーキットのロードレース用本コースに特設ダートを追加したモタードスペシャルコース。昨年は西日本豪雨災害で中止となったため2年ぶりの開催となり、エリア戦で使用するドリームコースではなく本格的なロードコースを使用した超高速セクションでのバトルが繰り広げられた。


■S1プロクラス ヒート1

全18台の出走となった国内最高峰S1プロクラス。お昼休みの前に、S1プロクラスのみ予選レースではなく1回目の決勝レースが開催され、今回は新元号「令和」での最初とレースとなる。
予選タイムアタックは、全日本ロードレースと重なっていたため開幕戦を欠場した(#5)日浦大治朗が、得意とする高速ターマックセクションでアドバンテージを稼ぎ、1分7秒台前半をマークしてポールポジションを獲得。2位にチャンピオン(#1)森田一輝、3位に(#2)新井誠までが1分7秒台後半をマークしフロントローを獲得した。続く4番手に地元デューンモト(#24)川上祥史、佐合選手をアドバイザーに迎えた(#11)森田直樹が1分8秒台でこれに続く。 スタートから(#5)日浦が飛出し(#1)森田が必死にくらいつく。少し間を開けて(#2)新井誠がトップを追走する。3周目のダートセクションで(#5)日浦がエンジンストール。労せずして(#1)森田がトップ独走態勢に入る。すぐにコース復帰しトップを狙う(#5)日浦だったが翌周回、今度は同じ場所で転倒しさらに順位を下げてしまう。これで楽になったチャンピオン(#1)森田が独走でチェッカー。新元号「令和」での最初のウィナーとなった。 2度のトラブルから怒涛の追い上げを魅せた(#5)日浦が2位。3位に開幕戦から絶好調のターマックマイスター(#10)原島剛が予選7番手から4つ順位をあげ表彰台を獲得した。 予選3番手の(#2)新井は4周目に接触転倒した際にリアブレーキにコーステープを噛みこんだままペースを上げられず8位でチェッカー。ヒート2は後方からの追い上げを強いられることになった。


■S1プロクラス ヒート2

今年より「ヒート1の結果でのグリッド」となるヒート2
(#2)新井はヒート1で転倒した際に負傷し、欠場も危ぶまれたがノーポイントを避けるため、若さと気合でグリッドについた。 ヒート1ウィナー(#1)森田がポールポジション。2番手に(#5)日浦、3番手に(#10)原島がフロントロー。続く4番手に(#7)吉田、5番手(#24)川上、6番手(#4)金子というヒート2決勝グリッドとなった。 ヒート2はスタートからトップ(#1)森田に(#10)原島と(#24)川上が襲いかかる。
トップ争いに加わりたい(#5)日浦だったが、(#1)森田(#7)吉田(#24)川上に先行を許し集団に飲み込まれ序盤から出遅れてしまう。
ダートセクションで(#4)金子(#11)森田(#4)金児(敏)らの転倒を横目に4位集団を抜け出した(#5)日浦は、そこから猛烈な追い上げを開始する。
2位争いをする(#7)吉田と(#10)原島に追いつき難なく抜き去ると、照準をトップ(#1)森田に向け更にペースアップ、決勝中のベストラップは1秒以上速かったものの追い上げもここまで。2位(#5)日浦に6秒の差をつけてチャンピオン(#1)森田がヒート2も独走でチェッカー。総合優勝を獲得した。 2位はヒート1と同じく(#5)日浦。3位もヒート1と同じく(#10)原島。4位に骨折に耐えて走り切った(#2)新井が入った。5位には序盤、先頭集団を沸かせた地元デューンモト(#24)川上。6位に(#22)古川が入った。2位争いをしていた(#7)吉田は転倒しハンドル周りを破損、8位チェッカーとなった。


開幕戦に続きピンピンの総合優勝でランキングトップ独走  新元号「令和」での最初のウィナーとなった  (#1)森田一輝

昨年は出場すれば優勝のイメージが強かったが得意のロードコースHSR九州では波に乗れず
結婚したばかりの奥様も遠征をバックアップ両ヒート2位で総合2位  (#5)日浦大治朗

開幕戦から絶好調のターマックマイスターハラツヨ
両ヒート3位表彰台を獲得で年間ランキングは2位に浮上  (#10)原島 剛


■S1オープンクラス

全22台が出走し行なわれたS1オープンクラス。
予選ヒートレースから(#4)中島と(#43)瀧川の一騎打ちでレースが展開された。
決勝レースは10周回。予選トップの(#4)中島俊介が好スタートを決める。「ちょっとだけターマックで頑張ってみました」と話す(#43)瀧川貴士が2周目でトップに立ち(#4)中島を引き離そうと試みるが両者の間隔は変わらずレースは終盤へ。
ダートセクションの序盤で(#43)瀧川の僅かなミスを見逃さず、(#4)中島がテーブルトップでジャンプしながらトップに立つと、そのまま逃げ切りチェッカ−。開幕2連勝を飾った。
(#43)瀧川は僅かにおよばす悔しい2位。
3位に九州ラウンドでは上位常連組の(#21)菅野。
4位に増田、5位広瀬、6位千葉という順位でチェッカーとなった。

安定した速さで今年は敵なし 中島 俊介 開幕2連勝 中島 俊介

■S2クラス

全9台でのエントリーとなった全日本S2クラス。
開幕戦を制した(#20)馬場大介がハラツヨワークス(#22)西村泰樹や、もとぼっち(#7)森本圭に圧倒的なタイム差を見せつけ、セミファイナルのポールを獲得。今日もレースをリードするかに思われた。
しかし予選ヒートレースではターマックを得意とする(#7)森本がスタートから飛び出しトップへ。(#20)馬場は数周にわたって(#7)森本の後ろにつきトップを伺うが、2番ポスト付近で痛恨のスリップダウン転倒。必死に追い上げるも4位まで順位を回復するのがやっと。何度も心配そうに後ろを振り返る(#7)森本がポールを獲得。2番手に(#22)西村、3番手にダートトラックスペシャリスト(#70)大森、4番手(#20)馬場の順で決勝フロントローが決まった。
決勝レースは10周回。気温はグングン上がり日陰でも30度を記録する暑さの中、決勝がスタート。セオリー通りのラインで1コーナーに進入するポール(#7)森本と2位(#22)西村をアウトからフルバンクでまくる(#70)大森。2周目のダートで(#22)西村のインに飛び込む(#70)大森だったが曲がり切れずラインがクロス。(#22)馬場を含む3台が交錯しペースが上げられない中で、ひとり(#7)森本が後続との差を広げトップを独走。 終盤、2位争いから抜け出した(#22)西村が(#7)森本へ猛チャージをかけ、最終ラップほぼ同時にチェッカーを受けた。 「本当に勝ったのか自信が持てなかった」と(#7)森本が話す通り、2台のタイム差は僅か「0秒052」 (#7)森本がS2クラス優勝を飾った。2位は僅差で(#22)西村、(#20)馬場は悔しい3位「次は(森本を)徹底的にやっつけます!」とリベンジを誓った。4位には大森、5位古家、6位吉岡という順位でチェッカーとなった。

(#22)西村から0秒052差で逃げ切り優勝(#7)森本 タイムアタックでトップ(#20)馬場に2秒差をつけられたが、予選・決勝と序盤に大逃げをうってレースをコントロールした(#7)森本が、嬉しい今季初勝利。2か月後の広島戦での優勝を宣言した。





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