ボランティアレポート

BIG HEART CLUBライダーが集合!

 爽秋の9月24日〜25日、東日本大震災で被災した地域にBIG HEART CLUBライダーが集合し、一泊二日の「キャンプ&ボランティアミーティング」を開催しました。メイン会場となった宮城県・神割崎キャンプ場は、三陸海岸沿いの南三陸町最南にあり、多くの観光客が訪れる景勝地「神割崎」に隣接する、海と緑に囲まれたキャンプ場です。この場所で震災直後、本ツーリング企画のプロデューサー風間深志は「バイクお助け隊」を指揮し、約100日間にわたってオートバイを活用したボランティア活動を行いました。あれから5年半が経ってもまだまだ長い復興への道なかば、2日間限りですが「バイクお助け隊」再結成となりました。

 

 

ワカメの養殖ロープの清掃のボランティア活動

 1日目の13時より、キャンプ場のすぐ南の石巻市十三浜(神割崎を境に南が石巻市、北が南三陸町)にて、地元漁師の武山慶喜さんに手ほどきを受けながら、ワカメの養殖ロープの清掃のボランティア活動を行いました。ゴム手袋や軍手をはめて、太い養殖ロープについた海藻や紐などを手でこすって取り除く作業は、なるほど結構な肉体労働で、目の前にあるロープの山を普段は武山さん夫婦お二人で全部掃除していると聞き、今回のボランティア活動の意義を再認識します。日よけの無い港にて額に大粒の汗を浮かべて、汚れも気にせず皆で一生懸命作業すること3時間、6割ほど片付いたところでこの日は終了し、自由時間に。皆近くの温泉へ行ったり食事をとったりと、思い思いに過ごしました。

 

 

   

BIG HEART ミーティング

 19:30にキャンプ場に再集合して、キャンプファイヤーを囲みながら「BIG HEART ミーティング」がスタート。風間深志と参加者が車座になって、バイクやツーリングについて、そして実際に被災地へ来て感じた復興への思いを語り合いました。語り部として石巻市立大川小学校でご子息を亡くされた佐藤和隆さんをお招きし、当時の出来事や防災について、今の問題など生の声を聞かせていただきました。また、4,000人を超えるFacebookのバイクグループ「東北のバイク乗り」の中心メンバーの平山修さんも仙台からバイクで駆けつけてくださり、参加者と交流をしました。キャンプならではの星空レストランには、「ほら、持ってけ!!」と漁師の武山さんから食べきれないほど山盛りもらった、肉厚プリプリの焼き立てホタテも登場。「同じ釜の飯を食った仲」という言葉があるように、寝食を共にすることでたった一日で参加者同士に強い絆が生まれたように見えました。

 

   

 

大川小学校を見学

 夜は雨が降りましたが、翌日には晴れて気持ちの良い朝を迎えることができました。集合写真撮影後、9時から再び十三浜にてワカメロープ清掃のボランティア。2日目は皆慣れた手つきで格段に作業のスピードが上がり、10時半にはめでたく全てのロープ掃除が完了!その後、被災当時の状況がそのまま残る大川小学校へと向かい、11時に佐藤和隆さんと合流。遺族と一緒でないと入れない校舎の内部や、立入禁止となっている裏山を約1時間にわたって詳しくご案内頂き、あの日ここで何が起こったのかを学びました。現地の方とのつながりがあるからこそ実現できた、この特別貴重な体験を最後に全ての活動内容が終了し、ライダーの皆さんも震災を風化させてはならないという思いを改めて強く持たれたご様子でした。

ご参加いただいたライダーの皆さん、ありがとうございました!

 天候にも恵まれ、湿気も少なく爽やかで気持ちいいキャンプのベストシーズンに被災地を訪れ、直接ボランティア活動をしつつ、バイク乗りだからこそできる被災地支援について語り合った、大変充実した二日間となりました。ご参加いただいたライダーの皆さん、そしてご協力をいただいた皆様、誠にありがとうございました!

 

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